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福島民報 2015年(平成27年)5月23日掲載
東日本大震災義捐金 民報教育福祉事業団
◆22日◆群馬県曹洞宗青年会と曹洞宗県青年会が2万円 19日に南相馬市や浪江町で慰霊活動、20日に同市小高町で竹の伐採などボランティア活動に取り組んだ両会の会員40人が善意を寄せた。 曹洞宗県青年会の野田精顕副会長が福島民報社南相馬支社に届けた。 |
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福島民報 2015年(平成27年)5月24日掲載
震災犠牲者の法要 南相馬などで曹洞宗県青年会と群馬県青年会
曹洞宗の県青年会、群馬県青年会は十九日、南相馬市などで東日本大震災の犠牲者を弔う法要を行った。 震災後、毎年実施している。今回は約二十人が参加した。同市原町区の新祥寺(野田精顕住職)で法要を行った後、同区萱浜地区と浪江町の慰霊碑を訪れ、読経、焼香などをした。 二十日は、両青年会の約四十人が参加し、同市小高区でボランティア活動を繰り広げた。 |
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文化時報 2015年(平成27年)7月4日掲載
群馬と福島が合同支援 群馬県曹洞宗青年会は復興支援慰霊ボランティア活動の為、5月19,20日に会員23名が福島県に赴いた。現地では福島県曹洞宗青年会(光英覚法会長)の会員23名とともに、南相馬市の新祥寺や、浪江町の慰霊碑前で慰霊を行い、その後、ボランティア活動を行っている。
群馬県曹洞宗青年会は全曹青には加盟していないものの、震災発生以来、有志として現地に赴き支援活動を行っていたが、今年1月に就任した群馬県の渡辺龍道会長と福島県青年会会長、副会長が同安居だった縁もあり、両会が協力しての支援活動が実現した。渡辺会長は「震災直後の仮設住宅が出来る前に有志で行ったが、支援物資を渡そうとすると"不平等になるから"と怒られ、バザーとして許可を取って支援を行ったこともあった。 3年間にわたり高崎駅前で托鉢した浄財が約20万円集まり、ボランティアセンターと福島県の青年会に渡してきた。思ったよりも若手の参加があり喜んでいる。ただ行くだけではなく、会として行くことで何かできないかとの思いを持っていた。 福島ではまだ人手が足りない状況にある。そして今回の活動は自分たちの研鑽にもなった。今秋か来年にも協力して行いたい」と語っている。 |